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JIS T 8118規格適合について


精密なデバイスの取り扱いイメージ

ARMSワークスーツは、一般財団法人カケンテストセンターにて摩擦帯電電荷量試験(JIS T 8118)を行い、JIS T 8118規格をクリアした国内で(世界で!?)唯一のJIS T 8118規格適合ワークスーツです。
 
そもそもJIS T 8118とは何か?
 
静電気はとくに乾燥した冬場のパチっとくる刺激がクローズされますが、場合によっては衣服への帯電が起因して発生するスパークによる爆発や火災といった災害、また電子部品に障害を与えることがあります。
JIS T 8118はそうした衣服への帯電が起因する災害や障害を防止するために、ガソリンスタンドの従業員や精密機器製造業などのユニフォームとして適切な製品なのかどうかを判断するために作られた帯電防止の規格になります。
 
JIS T 8118は生地に帯電防止素材を使用したもので、規格を満たすためのいくつかの必要要件がありますが、ARMSワークスーツは裏地にも導電性繊維を織り込んだ帯電防止素材を採用することで適合基準をクリアさせています。また、金属ファスナーを使用せず、表面に露出させないような仕様にしています。
後加工ではなく、導電性繊維を織り込んでいるので、半永久的に効果が持続します。
 
試験データ : ARMSワークスーツ ジャケット
摩擦帯電電荷量 (μC/着) アクリル 0.39μC / ナイロン 0.45μC (基準 0.6μC以下)
試験データ : ARMSワークスーツ パンツ
摩擦帯電電荷量 (μC/着) アクリル 0.32μC / ナイロン 0.39μC (基準 0.6μC以下)

ホコリやカビ、ウイルスのイメージ

静電気を帯びさせないことによるもうひとつのメリット

静電気はスパークによる災害や電子機器への障害だけでなく、衣類が静電気を帯びると、ホコリや花粉・ウイルス・カビといった粒子が吸着しやすくなります。コピー機の原理はそうした粒子を吸着させる静電気の性質を利用してトナーを吸着させているので例としてわかりやすいと思います。スマホの画面操作は人体の静電気を利用して作用するので静電気は私たちにとって必要不可欠なものですが、衣類への帯電にはデメリットはあってもメリットはありません。
 
ARMSワークスーツはそうしたことから花粉やウイルスといった微粒子を衣服に寄せ付けにくい性質があるうえに、ウォッシャブルで丸洗いができるので、家に帰ったらすぐにスーツを脱いで洗うことで、物理的に微粒子の影響を受けにくくすることができます。